真新しい譜面台には、歌唱部分の無い楽譜が立てかけられている。
机の上には本が山積み。
エルフの書、と書かれた本に栞が挟まれている。

美しい緑色の包装紙でラッピングされたチョコレート…恐らくバレンタイン用…
を「来月まで待ってたら悪くなっちゃう」という理由のもとにたいらげた後、
水なしで食べて下さいね、という謎の言葉とともに渡されたお菓子をひとつ。

「……！！！！？」

辛い。
涙目で隣のパンを齧って辛味を中和して、きめ細かい泡のたつワインを一気飲み。
最近ダンスの楽しさに目覚めたらしい少女は、いつにも増してよく食べる。

「…あ、そろそろ開発費もいけるんじゃないでしょうか」

思い出したように手をぽんと打ち、財布を覗き込めば結構な額の札束。
嬉しそうに笑ってギルドへと走る少女はおろしたてらしきチェックのワンピースをまとい、
真っ白いマフラーを首にぐるぐる巻きにしている。

抱えた設計図には「Tone」と走り書きがなされている。

どうやら、珍しく武器を販売するつもりらしい…

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リーダ・オーネ・ウォルテと★暴君○バネロ★をサイさんから
陽だまりマフラーをゼナさんから
お年玉50万Gを御巫燈眞さんから
イベント賞金で220万G
新しい肖像画と【エルフの書】、-感謝の気持ち-を琉生さんから
Liebes_lied［schokolade］を静玖さんから
スプマンテをエイラムさんから

いつもありがとうございます！（感謝